カテゴリ:お話( 144 )

季節の移り変わり

b0205288_18494870.jpg


牛窓での秋、2度めです。
昨年に比べて、蜘蛛がたくさんのような気がします。
庭への通路に3重4重…の蜘蛛の巣が一晩で綺麗に作られています。

綺麗な蜘蛛の巣です。

去年もたくさんいたカマキリですが今年もあちこちで見かけます。

先日、東京から訪れてくれた友人と牛窓神社へお参りに行くとカマキリが手を合わせてお願いごとをしているかのようにじっとしていました。

願い事はなんだろう。

なぜだろう。
そのカマキリの姿を見て、負けた気がしました。


kosajiya
by ko-sajiya | 2014-11-08 19:28 | お話 | Comments(0)

苔丸

b0205288_2112117.jpg

この夏から食卓の上にいつも‘苔’がいます。

イベントでおじゃました京都の南山城村から連れて帰りました。
国道沿いのコンクリート壁の隙間から落っこちて、歩道に転がっていました。

ころりとした愛らしさに思わずもって帰って来てしまいましたがすぐダメにしてしまうかも…。
自信がなかったので苔玉にも手は出さなかったし。
とりあえず、お皿に乗せて霧吹きで朝晩お水をあげていましたが元気なのか、ダメになってきているのか…?

そんなある日、ガラス作家の荒川尚也さんが牛窓へ寄って下さり、お茶を飲んでいると荒川さんが「うちにも苔がいるんだよ、それがガラスの蓋物の中に入れているとちょうどよくてね、どんどんふさふさしてきたからシゲルっていう名前つけたんだ」と。

そうか!蓋物ね!
うちにもあります。梅干し入れてた蓋物!

さっそく移し替え、霧吹き。
ほとんどの時間は蓋をしていますが時々開けて眺めています。食事中に開けておくと思わず箸で摘んでしまいそうですが。

小さな小さな葉が出てきました。
かわいい。

苔全体もモサモサしてきたし。

このなんとも気持を柔らかくしてくれる可愛いやつなんです。


kosajiya
by ko-sajiya | 2014-10-20 21:37 | お話 | Comments(0)

波のひとつになる

b0205288_20351568.jpg

牛窓を訪れてくれた友人とこの機会に思い切ってシーカヤックに挑戦してきました!

瀬戸内の海は、波も立たず滑らかな水面です。
パドルをリズムよく漕ぎ、水面を後ろへ後ろへ押しやりながら進みます。
でも、陸から離れるとただ、ただ水面が続き、進んでいるのか、どのくらいスピードが出ているのかわからなくなってきました。
風を感じるばかりです。

今回は、2Hの初心者コース。
途中、黄島という小さな島に上陸し、まずゴミ拾い。
1人ひと袋ずつもち、浜に流れ着いたゴミを拾って歩きました。
草むらを通り裏側の浜に抜けたらあまりのたくさんのゴミに唖然としてしまいました。
ペットボトル、ライター、プラスチックの破片、発泡スチロール…
いつか、テレビで見たことがあります。
海鳥や海亀の死骸のお腹にこれらのゴミが詰まっていたのを。

遠くの島々を眺めながらインストラクターがいろいろな牛窓の海の話をしてくれました。
漁獲量が減ったのは、海底の砂を掘り続け稚魚の育つ海藻が減ったことによることや台風で砂を持って行かれ1/3の小さな砂浜になってしまった話。
戦の時代、潮の流れや満引きを習得している武将が勝っていたこと。
b0205288_2101784.jpg

向こうに見える島の石の見える崖は、火事があり木々は燃えてなくなり、この風景になったものだそうです。

海と島とそこに住む人達をめぐる話は、次から次へと続きました。

肩と腕はガチガチになりましたが遊びの中に学びがあり、いくつになっても挑戦は大切だと実感した次第です。
広い海の真ん中でポツリとなることによって、あらゆるものとの関係性がなくなり、個の自分を感じることができる時間でした。

あの、水面を滑る感覚をまた味わいたい、
いつか、My kayakを・・・。


kosajiya
by ko-sajiya | 2014-09-25 21:29 | お話 | Comments(0)

巡る

b0205288_2144929.jpg

京都でのイベント出展も無事終わり、虫の音に包まれながらの日々です。
丁寧に暮らす作り手仲間たちが作るイベント「山ノ上マーケット」。
クラフトのイベントはたくさんあれど、独特の包容力あふれた南山城村ならではの味わいのあるマーケットだと思いました。

あぁー、色々な人がいるなぁ、おもしろい!と刺激的でした。

1泊予定を伸ばして奈良へ。
そうか、鹿がいるんだった・・・。それもこんなに大勢いるんだ・・・。
内心、撫でてみたいような、角に突かれる?触っていい?と横目に通りすぎてきました。

奈良のような歴史ある場所、例えば関所を持つ町や城下町に訪れると、何千年という時間が重なり、人が作り上げてきた文化があり、それを見たくて人が集まる場所になっているという素晴らしさを思います。

そして今回の目的だった東大寺近くのcafeギャラリーもそんな時間の中で存在し続けた奇跡的な建物でした。この日は、お休みだったのですが貴重な建物の中も案内して下さり、「建物よ残っていてくれてありがとう」と感動し、オーナー達の絶妙な修復の大変さを思いながら胸いっぱいの訪問となりました。

イベント出店とかこつけて、訪ね歩き、その土地の美味しいものを頂き、なにかしら勉強させていただく。
まだまだ動きまわらなくては。

kosajiya
by ko-sajiya | 2014-09-07 22:15 | お話 | Comments(0)

夏の日差し、ゼロ ?

b0205288_1740573.jpg

台風が無事過ぎ去った後、一瞬雲が切れた時の空です。

この時以来、キラっと太陽が輝く日がありません。
ずっと白い空が広がり、ジメジメと梅雨の時期のように蒸し暑いです。
太陽、どこへ行ってしまったのでしょう。

牛窓へ越してきて1年。ひとまわり。

ふたまわり目、スタートです。

kosajiya
by ko-sajiya | 2014-08-17 17:50 | お話 | Comments(0)

台風11号

b0205288_18164911.jpg

台風11号、日本海へ抜けたようですね。
各地、被害が出ていないといいのですが。

今回、予想では直撃だった牛窓でしたがコースが変わり大きな被害もなくやり過ごすことができました。
いつものんびりムードの牛窓のご近所さんたちですが今回だけは、警戒が高まっていました。

さっそく、防波堤の門が閉められ玄関先に土のうで養生するみなさん、口々に「今回は来るよ」「今回は土のう積んだほうがいい」「車を高台に上げた方がいい」といろいろアドバイスくれます。

平成16年に床上浸水があった以外、ほとんど災害がなかった牛窓地区。
地震は少なく、台風は四国がまもってくれたり日本海に抜けたりで少し強い風が吹く程度でした。

その平成16年の浸水とは。
台風のコースが牛窓の西側を通り、北へ過ぎた後の風が満潮のタイミングに合うと海水を引き上げ腰の高さまで浸かる場所があるというのです。
今回は寄りによって大潮というタイミングにあたってしまい、9日夜10時と朝の10時に満潮が。

我が作業場もその時、浸水したおウチ。
土のうを積んで、荷物を上げ、車も高台へ移動しました。
海の向こうの方では、大きな船が停船して台風をやり過ごしているのが見えます。

万全で家にこもりました。
ギリギリまで牛窓の東側か西側かハラハラしていましたが今回は東側を通ったので風の影響は、少なくすんだそうです。

ほんとにわずかなコースの違いで海水の上がり方と風の当たり方が違い、いつも琵琶湖よりも静かな牛窓の水面がすごい波を立ち上げるといいます。

立ち話をしたご近所のみなさん、風と海と気圧や地理の話をする様子が頼もしかったです。

ご心配頂いた皆様ありがとうございます。

雨風まだまだ強いようです。
各地、無事に過ぎることを祈ります。


kosajiya
by ko-sajiya | 2014-08-10 18:19 | お話 | Comments(0)

イタリアントマト

b0205288_1120280.jpg

宅配野菜をお願いしているwacca farmさんの畑で昨日イタリアントマトを収穫してきました。
保存用に20瓶、目指します!
イタリアントマト摘みながら、あの人もこの人もほしいだろうな〜と友人の顔を思い浮かべておりました。

全国配送もしてくれますので皆さんも自家製トマトソースや水煮にしてみては。
今が最盛期ですが8月いっぱいは、収穫できるそうです。

詳しくはwacca farm facebookでご覧いただきご注文はHPより

スーパーで並んでいる物よりも見た目も悪かったり、端境期で収穫の少ない時期があったりですがそれが本来の野菜の姿なんだなーと思い出させてくれたwacca farmさんの野菜作り。
全国配送もしてくれますよ。ぜひ!


kosajiya
by ko-sajiya | 2014-08-02 11:30 | お話 | Comments(0)

夏の課外授業

b0205288_932218.jpg

雄大な瀬戸大橋を眺められる無人島、釜島に行ってきました。

周囲3.2kmの小さな島ですが、縄文、弥生土器の出土もあり歴史は長く藤原純友の城跡もあるそうです。
戦後も人は増え、小学校、中学校があったそうですがその後、離島する人が続き、昭和50年ごろに無人島になりました。

島と海を取り巻く歴史の話は、とても興味深く海賊の話では、海底の起伏を知る海賊が潮の満ち引きを利用してわざと商船を座礁させ強奪した話やこの小さな島にお城を建てた藤原純友を調べると1000年前ということに驚きます。

今回釜島へ行くきっかけは、匙屋のあった国立、松葉荘で現在ギャラリーを開いている○ミ(マルミ)で最初に展示をされた二名良日さんの作業に参加させてもらうためでした。
人が去った後、植物が力強く島を覆っています。
そんな中、竹を切り出し木から木をつたい竹の回廊を作っています。ひたすら根気作業です。
竹を切り出し、必要な長さに切り分け、ひたすら紐で縛り編み上げてゆきます。
滝のような汗を流しながら、一本一本組んでゆき、振り返るとそこに床ができている喜びはとてもシンプルな喜びです。

人が去って、40年。
形を残す家は殆ど無く、土間や床を竹が突き破り、瓦までも突き落としています。
けして粗末な家ではなく、材木も造りもとてもしっかりした家であったことが見受けられますが人の手で作られたものがこうやって紙のように破れ落ちるように朽ちている姿を見ると思いを巡らさずにはいられません。

b0205288_953152.jpg


3日間でしたが紐の結び方から竹の切り方、道具の使い方…たくさん勉強させていただきました。
牛窓からは近いのでまた行きたいと思っています。

二名さんの野外活動に興味のある方は、匙屋までご連絡下さい。
この釜島を管理している下電ホテルが企画する無人島体験ツアーもあります。
ファミリーや友人同士で参加して頂き、海遊び、火おこし体験、竹細工工作、竹の回廊めぐりなど二名さんのチームがインストラクターとしてガイドしてくれます。
匙屋ガイドがいる時もあるかも…


kosajiya
by ko-sajiya | 2014-07-26 11:37 | お話 | Comments(0)

つばめ

b0205288_16514818.jpg

ツバメのヒナたちが巣立ちの時期です。

ツバメの巣作りをご遠慮頂くご家庭も多いようですが、唐琴通りのご近所さん達は、とてもウエルカムでせっせと巣作りするツバメ達を暖かく見守っていました。

住まいと作業場を行き来する途中、あちこちで大きな口を開けて餌をねだる鳴き声を聞いたり、滑空する餌を運ぶ親鳥にびっくりさせらるこの2ヶ月が過ぎました。我が家は少し見晴らしのいいところにあるせいか、巣作りはしてくれませんでしたが巣立ちのこの頃は家の周りを飛び方の練習場にしてくれているようでたっくさんのツバメが一斉に飛び回っています。

1羽、ずっと電線から飛び立てずに居るのがいます。
まわりでは、兄弟でしょうか3羽が少しずつ少しずつ距離を伸ばして飛び回っています。

それぞれの心境を思い浮かべると自分もあんなことあったなぁと思い出します。



 kosajiya
by ko-sajiya | 2014-07-17 17:18 | お話 | Comments(0)

おくるみ

b0205288_2074494.jpg

くにたちにいた頃は、その日その日食材を買うことができましたが
牛窓へ来てからは、やはり買いだめの習慣にしないと大変なので1週間ぐらいのものを
保管しながらになりました。
そこで大変なのが葉物。
1週間に1度宅配してもらう野菜には、春は特に葉物が多かったのですが
サニーレタス、つまみ菜、ラディッシュ、小松菜…
本当であれば新鮮な届いたその日に食べたいのですが1週間分です。なんとか保たせなくては…

そこでやってみました。
水で濡らし、軽く絞ったてぬぐい半分ぐらいの布でくるんでしまう方法。
これをそれぞれジップロックの大きめの袋に入れて野菜室へ。
b0205288_2074883.jpg

これがあたりました!よくもちます。

ネットで調べると保存方法として紹介されているほとんどが、濡らした新聞やキッチンペーパーを使っていますがデレデレになって使いにくいし、濡れた紙類はゴミとしても厄介ですし、布のほうがいいと思うんだけどな〜
葉物が大量に手に入った時などやってみてください。

kosajiya
by ko-sajiya | 2014-07-07 20:28 | お話 | Comments(0)

                                                                 木を削って、うるしを塗ってスプーンを作っています。


by ko-sajiya

プロフィールを見る

匙屋

■2016.11.30
sajiya studio開店いたしました
<岡山県瀬戸内市牛窓町>
営業:水・木・金・土 11:00-17:00
どうぞお気軽にお立ち寄りください

住所
瀬戸内市牛窓町牛窓3012
お問い合わせはmailまで
sajiya4@yahoo.co.jp

■東京都国立市での
作業場兼お店は
2013年7月28日を
もちまして店仕舞いさせて
頂きました。
詳しくは→

・・・

匙屋HP

匙屋Twitter

2010.9月以前のブログ
  (06年〜10年8月の
   企画展など記録)

■匙屋のスプーン購入先
メールにてお問合せ頂けましたらお近くの取扱店をご紹介いたします。
当方にて、ご注文を承りお送りもしています。
詳しくはこちら→

カテゴリ

全体
おしらせ
お話
作品紹介

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月